1)エピガロカテキン ガレート
(epigallocatechin gallate、EGCg)
無色針状の結晶。お茶のにが渋味のもとになるタンニンの母体となるカテキン類の一種で、そのうちの役50%を占める。茶葉中には重量の5〜7%含まれる。抗酸化、抗菌、血中コレステロール上昇抑制、血糖上昇抑制抗う食(虫歯を防ぐ)脱臭など、さまざまな生理作用がある。
2)遊離型テアフラビン(free Theaflavine)
紅茶浸出液のあざやかな紅色のもととなる成分、品質の高い紅茶ほど多く含まれている。茶葉のカテキン類が、紅茶製造の発酵過程で酸化され重合したもの、緑茶には含まれない。カテキン類と比較しても、その含有量は少ないが紅茶でうがいをするとインフルエンザウイルスに効くなどの生理的作用がある。
3)カフェイン(caffeine)
茶葉、コーヒー豆、ココア等に含まれるアルカロイド、軽い苦みがある。
食品が異なっても含まれるカフェインの化学構造は同一、血液の循環をよくし、心拍数を増加させ酵素消費量を上げる。利尿作用があり、中枢神経を刺激し、脳の働きを活性化させる。等など、さまざまな生理作用がある。 お茶を飲んで1〜2時間後に頭が最も冴える。
4)ビタミンC(vitamin C)
茶葉に多く含まれるが、発酵過程で分解されるため紅茶葉には含まれない。水溶性で熱にも強い為、緑茶浸出液には多い。レモン果汁10cc分のビタミンCは緑茶なら2〜5gの浸出液に含まれる。
5)テアニン(theanine)
お茶の含まれる旨味成分であるアミノ酸の一種で、一番茶ではそのうち約75%を占める。根で作られ茎を通って葉に移り貯えられる。葉に日光が当たると、次第にカテキン類に変化するため、おおいをかけて育てる玉露に多く含まれる。他の植物にはあまりみられない茶葉特有の成分。